当社団からのお知らせ

東日本大震災から7年が経過するにあたり

かけがえのない多くの命が失われ、そして、多くの方の人生を一変させた、東日本大震災から、7年の月日が経ちました。
 最愛の御家族や御親族、御友人を亡くされた方々のお気持ちを思うと、今なお哀惜の念に堪えません。ここに改めて、衷心より哀悼の意を捧げます。また、被災された全ての方々に、心からお見舞いを申し上げます。

東日本大震災で、警察がこれまでに確認した死者と行方不明者は1万8434人となっています。また、避難生活などで亡くなったいわゆる「震災関連死」は、国のまとめで3600人以上と「関連死」を含めた震災による死者と行方不明者は2万2000人を超えています。
 我々にとって3月11日は特別な日であります。その一方で、特別でないとも感じるようになってきました。
特別なのは、命日だからです。生かされている意味を噛み締め、東日本大震災からの復興を使命を全うしたいと毎年誓いを新たにしています。
特別でないのは、日常の一日だからだ。
1年目に5年通い続けようと決めた。
2年目に10年通い続けようと決めた。
4年目に東日本大震災からの復興支援を生涯の仕事と決めた。
5年目に多拠点居住生活が日常になった。
6年目に雄勝町で漁村の民泊を通じて地域産業の振興と海外の繋がりを作ろうと決めた。
 今後とも、被災者の方々お一人お一人が置かれた状況に寄り添いながら、心と身体のケアや新たな地域社会の形成、被災地の産業の振興への支援などに力を注ぎ、魅力ある地方の創生につながるような復興を実現していく所存です。
  我々は、幾度となく、国難と言えるような災害に見舞われてきました。その度に、勇気と希望をもって乗り越えてまいりました。今を生きる私たちも、先人たちから、歴史から学び、手を携えて、前を向いて歩んでいくことを、我々の故郷がいかに素晴らしかを後世に伝えていくことを改めて、ここに固くお誓いいたします。
最後になりますが、御霊の永遠に安らかならんことを改めてお祈り申し上げます。

一般社団法人復興支援士業ネットワーク
代表理事 磯脇賢二


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